もうずいぶん前に知人が作ってくれたお裁縫ポーチ。
チャルカの生地やレースなどをつかって、手縫いで作ってくれ、大事に使っていました。
旅先にも持って行って、夜に時間があればチクチク。
その日の蚤の市で買ったレースを服に縫いつけたり、糸ボタンでアクセアリーを作ったり。
チャルカのご近所さん、着物リメイクのスペシャリスト松下純子さん。
作りたい人が自分で作れるように、ひも解きながら数点作ってくださいました。
来年以降、材料とレシピの商品にする予定です。
ヴィンテージリネン生地も、レースも、ボタンも糸もリボンも、全てチャルカが集めたものです。
自慢ではなくて、ドイツ、チェコ、ハンガリー、ルーマニアの素材が、日本でひとつになることに喜びを感じています。
古い素材は丈夫だったり、生地は時間をかけてゆっくりと織られていたり。
手編みや手刺しゅう、繕いも含めて、生かしたものに作り替えて
役に立ったり、誰かのお気に入りになれたらいいなと思います。
リメイクにかわるいい言葉、探しています。
簡単なご飯、パパッと作れる美味しい料理、一度作ってみたい献立。
教え合いっこしようとなり、「日々目分量生活」と名づけてスタート。
シンガポールチキンライスならぬ、サトガポールチキンライス。
お米を洗って鍋に入れ、鶏肉をのせて、お醤油をドボドボドボ(瓶から入れたので)と入れて炊く。
玉ねぎを擂り下ろして蓋のできる瓶に入れ、酢、オイル、塩、砂糖、コショウを入れて蓋をしめてシェイク。
このドレッシングを野菜にかけてサラダ。
化学調味料無添加の出汁パックでお出汁をとり、大根、椎茸、油揚げを入れ、塩とコショウで味付け。
椎茸や揚げからも味が出て、こっくりと美味しい。
フライパンに胡桃と砂糖を入れ、砂糖を溶かしながら胡桃に絡ませてカリッとさせる。
アイスクリームにコアントローをかけ、胡桃をのせる。
みんなの目分量素晴らしい!
一緒に作って食べると広がる。
ちなみにハーブや少々のお野菜はメンバーの自家栽培、それも楽しい。
「はじまりの日」は、東日本大震災のときに何かできることはないかと、大阪谷町の自営業者たちが中心となってはじめたイベントです。
フード、ワークショップ、ライブなどがあり、集まった収益は「日本ユネスコ協会就学支援奨学金」と「ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ」に寄付されます。
「日本ユネスコ協会就学支援奨学金」は、東日本大震災で就学が困難になった子供たちへの奨学金です。
「ゴー!ゴー!ワクワクキャンプ」は、放射能汚染の地域に住む子供たちと親御さんに一時的にでも保養してもらうため、京都に招いているキャンプです。
今年で7回目となり、会場は二箇所に分かれます。
チャルカも第二会場で参加させてもらうことになり、お豆さんいっぱいのぜんざいを販売します。
会場となる高津宮は気持ちのいい場所で、谷町九丁目〜六丁目界隈をお散歩するのもいいかもです。
会場でお買いものをしたり、出展者たちと話しをしたり。
そんな支援の方法もありますよ。
2018.3.21(水・祝) 11:00〜16:00 雨天決行
第一会場 能勢 蔦屋
第二会場 なにわ高津宮 地下鉄谷町九丁目2番で口より徒歩5分
「住む。」64号は、民家の住み方、直し方の特集。
我が家を取材してくださいました。
文章は、かなもじ家の平山友子さん。
温かくて前向きな言葉がいっぱい散りばめられています。
わたし、そんなふうでありたいと、道を示してもらったと思いました。
写真は、砺波周平さん。
毎日見ているテーブルの、違う目線の見え方を教えてもらいました。
それはさておき、いつか古い家に住みたいと思っていらっしゃる方、この特集は参考になる内容です。
一つ前の秋号には、自宅を自力改装された平山さんご自身の記事が載っています。
これも素晴らしくて、「若くないとか、お金がないとかを言い訳にしない」との文章が響きました。
どうぞお手に取ってみてください。
覚え書き1
夏休みを終えて、今、手元にある冊子を眺めています。
買いつけの本を書く前、まだ一冊も本を書いたことがなかった時につくった冊子「蚤の市へ行こう! ベルリン編」。
ベルリンの蚤の市の楽しさを「ねぇ、聞いて!聞いて!」とばかりにエイヤッ!!と出したものです。
大人なチャルカも大好きで、それは今の正直な形ですが、私はやっぱりアレダメ、コレダメが苦手で、転けるかもしれないけど自由に走りたいと思ったのでした。
昔を懐かしむ感傷ではなくて、どっちを目指したいかを改めて意識した夏休みでした。
覚え書き2
先週のチャルカは尾道からイチリヅカシューズが来てくれて、靴の受注会でした。
イチリヅカシューズの作り手は藤山なおみと言い、私と一緒にチャルカをスタートさせた相方で、今は靴づくりをしています。
革を選び、その持ち味を信頼&頼りにした、勢いのある靴たち。
ずらっと並んだ様子を見て、人の作るものはその人を表すと、改めて思った次第。
靴の木型の先生が来られて、経験や知識からの適切で貴重なアドバイスをされていました。
それを横で見ていて、得たものをベースに、頭に描く憧れの靴を探し続けておくれと思ったのでした。
受注会の最後に私も赤い靴をオーダーしました。
出来上がりは春らしく、届いたころにまた今の気持ちを思い出させてくれることでしょう。