マンゴスチンと枇杷

w20160605

先日、はじめてマンゴスチンを食べました。
見た目が好きなうえに、爽やかな甘みにうっとりとなりました。

春先よりチャルカの西隣のアパートが解体され、家が建つとのことでした。
その作業中に気づいたのですが、解体はL字になっていて、チャルカがL字の内側の部分。
と言うことは、うちの店を含めると長方形のまとまった土地になり、ちょっとしたマンションが建てられるではないですか。
そんなの困ります、店の引っ越しはしたくありません。
チャルカは賃貸物件なので危ないぞと思い、いろいろ聞いたり調べてもらったりしているところに、オーナーさんが来てくださいました。
「よく売りませんかと電話がかかってくるけど、うちはそんな気はないから」とおっしゃいました。
それでL字に売れたんだと、納得。
よかったー、とひたすら感謝です。

25坪近い物件。
はい、買いますよ!と言える値段でもなし。
でももし、オーナーさんが手放される時は、やったことのないローンに挑戦か!? 出来ればいいのですが(笑)

ここ数年、チャルカのある谷町界隈は古い家を壊して更地にしたり、駐車場にしたりがとても多い。
そんな場所がまとまると、あっと言う間に投資目的のワンルームマンションや高層マンションが建てられていきます。

先日も近所の知人のカフェが立ち退きになることを聞き、理由は老朽化らしいですが、両隣り後ろとまとめて壊してマンションが建つそうです。
老朽化と言われれば確かに……。
でも、でも、と思わずにはいられません。

この3ケ月間弱、そんなこんな、プラス考えさせられる小さな出来事が重なり、思うこといろいろありです。
断シャリ、物は持たない暮らしは素晴らしいし、私もどちらか言うと自分の持ち物は少ない方です。
安価でそこそこいい物がたくさん売られています。
必要品。
必要品には大きくわけると2つあって、一つは生活必需品。
もう一つは、その人らしくあるための必要品。
チャルカは後者を目指して、これからもローリング・チャルカします。

マンゴスチンに続いて、お庭で採れたという小さな枇杷も食べました。
瑞々しくてさらりと甘い枇杷。
解体されてなくなったアパートに枇杷の木があって、この時期はよく鳥が食べに来ていました。

あと3ケ月で17周年になるチャルカ久保の気持ち、中途半端な時期ながら、覚え書きまで。


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