自宅の改装日記

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ある朝、起きたらトイレの前に30cmほどの茶色い固まりがゴロンと落ちていました。
ハテ、コレハナニ?
天井を見ると穴が空いていて、白蟻が梁や柱を食い荒らしてこんなことに。

いつか田舎に引っ越すとか、あれこれ思っていましたが……
これを機に、今住んでいる家をもっと好きな自分の家にすることにしました。
2週間ほど前から自宅の改装がはじまりました。
うちは築70年ぐらいの、木造長屋の真ん中です。
台所を広くしたい、2階に植物専用のベランダが欲しい、畳の部屋が欲しいの3点です。

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流しは楠の1枚板、ビルトインのガスオーブンとコンロを置く部分を切り取る大工さん。

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気に入っている漆喰壁ですが、吊り戸棚を付ける支えを打つために一部を切り取って、キッチンパネルを貼ります。
ガスや水道、排水の線を引き直す作業も兼ねています。
前の壁、その前の壁もあって、何度か改装をした家であることがわかります。

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ここに新しくコンセント。
電気屋さんが書いた目印がかっこいいと思い、写真を撮ると笑われました。

ペンキ塗りは友だちに手伝ってもらって自分たちで。
もう少しできることをやりたいけど、大工さんの段取りを優先して、置いといてもらえるところだけ後回しに。
ベランダの木は、15年ほど持たすで良ければ檜、30年以上持たすならイタウバ、お値段が違う。
人生設計です、30年は持つようにしてもらいます。
畳の縁を選んだり、コンセントの位置を決めたり、照明の位置からポストの位置から、いろいろ小さいことだけど決めることが山盛り。

勢い余って塗らなくていい木にまでオスモカラーを塗ってしまった友だちが、「それ、一番高級な木やで(冗談です)」と、大工さんに遊ばれてました。
道具の間をウロウロするうちの猫は見張り番だそうで、70才のベテラン大工さんに挨拶してもらっています。
和やかな現場で嬉しいです。


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