勢いと自由の覚え書き

覚え書き1
夏休みを終えて、今、手元にある冊子を眺めています。
買いつけの本を書く前、まだ一冊も本を書いたことがなかった時につくった冊子「蚤の市へ行こう! ベルリン編」。
ベルリンの蚤の市の楽しさを「ねぇ、聞いて!聞いて!」とばかりにエイヤッ!!と出したものです。
大人なチャルカも大好きで、それは今の正直な形ですが、私はやっぱりアレダメ、コレダメが苦手で、転けるかもしれないけど自由に走りたいと思ったのでした。
昔を懐かしむ感傷ではなくて、どっちを目指したいかを改めて意識した夏休みでした。

覚え書き2
先週のチャルカは尾道からイチリヅカシューズが来てくれて、靴の受注会でした。
イチリヅカシューズの作り手は藤山なおみと言い、私と一緒にチャルカをスタートさせた相方で、今は靴づくりをしています。
革を選び、その持ち味を信頼&頼りにした、勢いのある靴たち。
ずらっと並んだ様子を見て、人の作るものはその人を表すと、改めて思った次第。
靴の木型の先生が来られて、経験や知識からの適切で貴重なアドバイスをされていました。
それを横で見ていて、得たものをベースに、頭に描く憧れの靴を探し続けておくれと思ったのでした。
受注会の最後に私も赤い靴をオーダーしました。
出来上がりは春らしく、届いたころにまた今の気持ちを思い出させてくれることでしょう。


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