チャルカのこと

リメイクにかわる言葉

2020.11.16. 月曜日

もうずいぶん前に知人が作ってくれたお裁縫ポーチ。
チャルカの生地やレースなどをつかって、手縫いで作ってくれ、大事に使っていました。
旅先にも持って行って、夜に時間があればチクチク。
その日の蚤の市で買ったレースを服に縫いつけたり、糸ボタンでアクセアリーを作ったり。

チャルカのご近所さん、着物リメイクのスペシャリスト松下純子さん。
作りたい人が自分で作れるように、ひも解きながら数点作ってくださいました。
来年以降、材料とレシピの商品にする予定です。

ヴィンテージリネン生地も、レースも、ボタンも糸もリボンも、全てチャルカが集めたものです。
自慢ではなくて、ドイツ、チェコ、ハンガリー、ルーマニアの素材が、日本でひとつになることに喜びを感じています。

古い素材は丈夫だったり、生地は時間をかけてゆっくりと織られていたり。
手編みや手刺しゅう、繕いも含めて、生かしたものに作り替えて
役に立ったり、誰かのお気に入りになれたらいいなと思います。

リメイクにかわるいい言葉、探しています。

勢いと自由の覚え書き

2017.9.10. 日曜日

覚え書き1
夏休みを終えて、今、手元にある冊子を眺めています。
買いつけの本を書く前、まだ一冊も本を書いたことがなかった時につくった冊子「蚤の市へ行こう! ベルリン編」。
ベルリンの蚤の市の楽しさを「ねぇ、聞いて!聞いて!」とばかりにエイヤッ!!と出したものです。
大人なチャルカも大好きで、それは今の正直な形ですが、私はやっぱりアレダメ、コレダメが苦手で、転けるかもしれないけど自由に走りたいと思ったのでした。
昔を懐かしむ感傷ではなくて、どっちを目指したいかを改めて意識した夏休みでした。

覚え書き2
先週のチャルカは尾道からイチリヅカシューズが来てくれて、靴の受注会でした。
イチリヅカシューズの作り手は藤山なおみと言い、私と一緒にチャルカをスタートさせた相方で、今は靴づくりをしています。
革を選び、その持ち味を信頼&頼りにした、勢いのある靴たち。
ずらっと並んだ様子を見て、人の作るものはその人を表すと、改めて思った次第。
靴の木型の先生が来られて、経験や知識からの適切で貴重なアドバイスをされていました。
それを横で見ていて、得たものをベースに、頭に描く憧れの靴を探し続けておくれと思ったのでした。
受注会の最後に私も赤い靴をオーダーしました。
出来上がりは春らしく、届いたころにまた今の気持ちを思い出させてくれることでしょう。

夏は向日葵

2017.7.28. 金曜日

チャルカのお隣りとの隙間に植えた向日葵が、りーっぱに育って咲きました。
2.5メートルを越える成長っぷりです。
植物は渋い色、白、枝ものが好きですが、夏の向日葵は別好み引出しがあるようで、日に何度も見ては元気をもらっています。

7月末、本格的に暑い夏がはじまります。
どなたもお元気で過ごされますように。

黄花コスモス咲いた!

2017.6.9. 金曜日

隣の空き地との隙間に蒔いた黄花コスモスが咲きました。
うれしいーーー!

種を蒔いておくと花が咲く楽しみがあります。
向日葵もスクスク成長中。

毛糸だま、チェコの糸ボタンの話

2017.5.7. 日曜日

日本ヴォーグ社発行「毛糸だま」 2017年夏号に
チェコの糸ボタンのことを書かせていただきました。
現地の工場に行ったときの写真とともに、簡単な歴史や、作る工程、使い方例などを紹介しています。

永遠のモチーフの「まる」い糸ボタン。
興味を持っていただけますように!

25cmのチャルカガーデン

2017.4.27. 木曜日

チャルカのお店の建物と、お隣との隙間は25cm。
そこにタンポポみたいな黄色の花(オニタビラコ)などが勝手に咲いています。
その様子に触発され、25cmガーデンと名づけて花を育てることにしました。
デイジーを植え、今のところ元気に成長中。
種を蒔いていたヒマワリトと黄花コスモスが芽を出しました。
25cm幅、長さは10mtほど。
コンクリートの破片だらけのスペースを「25cmのチャルカガーデン」と呼んで、目の憩いの場にします。

黄色の花

2017.4.5. 水曜日

お店の外壁は深緑。
そこに黄色のお花がなんやかんやと勝手に咲いています。
時々外に出ては、気分転換で眺めてます。
住み着いている黒猫が黄色の花の間から覗いていることもあって、それは当りの時間。
花の咲いてない所に土を足して、黄色のデイジーを植えました。
10cm下はもうコンクリートだけど、なんとか10cmの土の間で根をはって育ってくれないかしら?
仕事の合間のお楽しみ。

『世界手芸紀行』〜手仕事三昧の本〜

2017.2.9. 木曜日

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刺しゅう、織り、編み、染め。
世界のどこかで続いてきた手仕事の裏には、それを支える確かな人たちがいます。
この本を見ていてうれしくなりました。

美しい手仕事ものと、作り手たちの写真がたくさん。
機会があればぜひ、お手にとって眺めてください。
そこに行きたくなります!

チャルカはハンガリーのカロチャ刺しゅうのことを書かせていただきました。
次回、ツアーでカロチャに行くことがあれば持っていって、刺しゅうおばあちゃんたちに見てもらおうと楽しみにしています。

外観リフォーム終了

2016.8.13. 土曜日

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8月12日土曜日、お店の修理が終わりました。
毎日10人前後の職人さんが来てくださって、暑い中をみなさんで一気に仕上げてくださいました。
早かったです!
きれいになりました。
職人さんにすれば暑かろうが仕事。
とは言え、午後から疲れてきてはる感じがして、気になって仕方ありませんでした。
そして、日に日に直されてきれいになっていく様子に、お金だけじゃない『心意気』みたいなものが見えました。

春からの一連の物件の問題が、これにて解決。
売られて立ち退きになる可能性があったチャルカ店舗ですが、大丈夫です、ここにいます。
「みなさんのおかげです」と一言ではくくれないほど、まわりの人に助けてもらいました。
近所のたばこ屋のおじちゃんからいい言葉をもらいました。
「恩送りって言うんやで。
あんたが受けた恩を覚えておいて、続く人を手伝うんやで」
こんなことを言ってくれる人もそうそういないよなー、とステテコパッチのおじちゃんが格好良く見えました。

チャルカ外観お直し工事がはじまった

2016.8.8. 月曜日

20160808

8月8日月曜日 35度はある暑い日。
朝、チャルカに行ったら、7人の侍ならぬ、7人の職人さんが並んではりました。
さびさびトタンの壁、屋根を修理する工事がはじまりました。
壁のトタンは全部剥がして、ガルバリウム鋼板のモスグリーンに。
断熱材を入れます。
屋根のさびさびトタンはそのまま、上から横木を足して補強しつつ、断熱材を敷き、ガルバリウム鋼板の白をかぶせます。
地面と接している下地部分にコンクリートを足し、腐っている木を替え、雨樋も直します。
簡単なようですが、23坪分の壁と屋根はまぁまああるなと、材料を見て思いました。
今週じゅうには終わる予定。
こんな暑い日に屋根に上がって、仕事と言えど大変。
ありがとうございます。


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