「vincent fouteauの封筒詩片」展 チャルカにて

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「vincent fouteauの封筒詩片」展 

期間:2016.6.22(水)- 7.3(日) 13:00 ~ 18:00
チャルカにて、vincent fouteauさんのすべて一点ものの封筒を販売いたします。

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世の中には二種類の紙がある。
すなわち「封筒」になる紙、そしてそれ以外の紙である。

封筒になる紙はそれ以外の紙より少し幸福である。
引き出しの中での永遠の眠り、そして突然の旅立ち。
相反する甘美な可能性を約束されるがゆえに。
(そして紙なのにベロがあることも素晴らしい)

先日、馴染みの雑貨店Cよりデッドストックの紙の提供を受けた。
それも大量にである。
訝りつつも箱を開く。
古い紙束が薫り、そこには知らない国の言葉が書かれていた。
いちまいの紙に秘められた歴史とエキゾティズムに目眩を感じる。
紙片とは詩片に他ならないと思い知った。

そんな紙にもわたしは鋏を入れる。
惹かれる紙がそこにあれば、ただひたすらにそれを封筒に「仕立てる」。
それがわたし、vincent fouteau の流儀なのであるからして。

さて、君のお気に入りの封筒はあるだろうか。
是非とも雑貨店Cに探しに来てほしい。

vincent fouteau

(*vincent fouteauは画家nakabanの今展のためだけの別名義です)
2016.produced by CHARKHA & nakaban


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