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   <title>買いつけエピソード（knoflik篇）</title>
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   <title>７、売れ筋のレース</title>
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   <published>2010-02-24T07:25:29Z</published>
   <updated>2010-02-24T07:20:26Z</updated>
   
   <summary> 売れ筋を聞いて見せられたのがこちら。 これは編み上がったばかりのレース。 赤と...</summary>
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      <name>店主 くぼ</name>
      
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      <![CDATA[<img alt="7-R0014139.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/k/7-R0014139.jpg" width="300" height="225" />
売れ筋を聞いて見せられたのがこちら。
これは編み上がったばかりのレース。
赤と紺の間にあるグレーの糸は仕付け糸みたいなもので、これを切って２種類のレースになる。
模様が同じで細い幅なら、１台の機械で一度に２色作るなんてこともできるらしい。
細幅で白じゃなくて色ありで、使いやすそうな模様のレースの動きがよいそうだ。
そうそう、クノフリークが欲しいのがまさにそんな感じ。
白やベージュのレースは、日本ではそこそこのものが安く売られていて、わざわざチェコで買うには模様や作り方に特徴がある方が欲しい。
多色使いのレースはあんまり見掛けないし、前にブレスレットに加工したらかわいかったからぜひ手に入れたい。
「若い人はやっぱりそうよね」とマネージャー。
古いレースはほとんどが白、生成り、ときどき黒、ほんのたまに薄いピンクとか。
さらに「色のレースもいいのだけど、私はやっぱりレースらしい白や生成りが好き。
昔の凝ったステキな柄を白糸で復刻したいものだわ」と言っていた。
見本帳にあった古い模様を思い出して、２人でうっとりした。]]>
      
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   <title>６、これがソフトです</title>
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   <published>2010-01-07T06:53:42Z</published>
   <updated>2010-02-05T07:32:40Z</updated>
   
   <summary> 「織機の裏側にまわるとおもしろいものがあるから見てごらん」と言われ、回り込んで...</summary>
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      <name>店主 くぼ</name>
      
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      <![CDATA[<img alt="6-R0014134.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/k/6-R0014134.jpg" width="300" height="225" />
「織機の裏側にまわるとおもしろいものがあるから見てごらん」と言われ、回り込んでみた。
穴のあいたカードがつながって、流れにのって順番に動いている。
これ、見たことある！ 
チロリアンテープの工場にあった！
「この織機にレースを織らせるソフトですね」と私。
「そうだよ。これがないと織機はレースの模様を作ることが出来ないんだよ」と社長。
オルゴールの原理だ。
カードの穴の空いているところで、決まった位置のボビンが動き、その糸が模様の一目になる。
このカードがとにかく大事。
ベテランのおじさんが作っているのだけど、一目ずつ拾ってパンチングマシーンで穴をあけ、ちょっとのミスも許されない作業で、根気と集中力が必要。
目が疲れるし、なかなか難しいらしく、今のところ跡継ぎがいない。
だから工場では、昔からあるのを大切に大切に使っている。]]>
      
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   <title>５、新しい機械のこと</title>
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   <published>2009-12-17T07:24:51Z</published>
   <updated>2010-02-05T07:32:40Z</updated>
   
   <summary> 会社のHPには日本語の説明がある。 隣村にある会社に日本人がいて、マネージャー...</summary>
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      <name>店主 くぼ</name>
      
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      <![CDATA[<img alt="5-R0014149.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/k/5-R0014149.jpg" width="300" height="225" />
会社のHPには日本語の説明がある。
隣村にある会社に日本人がいて、マネージャーの知人でもある。
お願して日本語のページを作ってもらった。
イタリア語も、フランス語も、デンマーク語も、ほかにも数カ国の言葉でサイトを見ることができる。
世界中のたくさんの人に見て欲しいからだそうだ。
展示会に出展して売上を伸ばす努力をしている。
でも、やっていないというか、あえて取り入れていないこともあるそうだ。
それは最新の機械を入れること。
日本製の、早くてきれいに仕上がる最新のマシーンがあり、コストを考えるとそっちの方がよさそうに思えるけど、使わないことにした。
「古い機械でしか出せない味わいがあり、それがうちのレースの最大の特徴だから
そんな風に言っていた。
その味わいってなんだろう？　
「見る人が見たら必ずわかります」
「モラビア地方の民族衣装にはレースは必需品。独特のいろんなモチーフのレースがあって、昔は手で編んでいたのを機械で織るようになりました。伝統を守るためにも、村の産業を守るためにも、この会社は必要」と、熱く熱く語ってくれた。]]>
      
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   <title>４、レースはこうやって作ります</title>
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   <published>2009-11-19T07:23:42Z</published>
   <updated>2010-02-05T07:32:40Z</updated>
   
   <summary> 注文をして作ってもらうほどの自信はない。 そこそこロット（最低の注文量）はある...</summary>
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      <name>店主 くぼ</name>
      
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      <![CDATA[<img alt="4-R0014137.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/k/4-R0014137.jpg" width="300" height="225" />
注文をして作ってもらうほどの自信はない。
そこそこロット（最低の注文量）はあるし、チロリアンテープならまだしも、レースがどれぐらい売れるか不安だし、輸入する際の関税が高いしで、思案。
オーダーはさておき、工場見学をお願いした。
遠くで「ガッシャン、ガッシャン」と音が響いている。
作業所のドアをあけると丸い機械が何十台と並んでいる。
一定の振り幅で、右へ「ガッシャン」、左へ「ガッシャン」。
丸い機械の中心に向かって糸が集まり、模様となって編み上ってゆく。
白い糸がかけられた機械からは白いレース。
機械編みのレースだから、こんなふうに金属の機械が並んでいるのはあたりまえだけど、繊細なレースがこんな無骨な機械から生まれてくるというのが、ちょっと不思議だった。
でもこれはとても古い機械らしい。
世界中で一番古い現存するレースの会社として、どこまでできるか？　
社長もマネージャーも、自分の村の大切な産業を守ろうとがんばっているそうだ。]]>
      
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   <title>３、今年で１０１歳</title>
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   <published>2009-10-29T07:30:04Z</published>
   <updated>2010-02-05T07:32:40Z</updated>
   
   <summary> 流暢な英語で話し好きのマネージャーと、片言英語でちゃちゃを入れてばっかりの社長...</summary>
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      <name>店主 くぼ</name>
      
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      <![CDATA[<img alt="3-R0014124.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/k/3-R0014124.jpg" width="300" height="225" />
流暢な英語で話し好きのマネージャーと、片言英語でちゃちゃを入れてばっかりの社長が案内役。
会社訪問の例にもれず、歴史の話からはじまった。
レースを作り出してから今年で１０１年目。
小さな田舎の村の大切な産業として、みんなでがんばってきた。
最近は景気がよくないのと、中国製品に負けっぱなしで、何度か経営の立て直しをし、今では２０人が働いている。
日本でどんどん売って欲しい、と話を締めくくった。
どんどんはさておき、どんなものがあるのか見せようか、と社長が奥から持って来たのは、レースのパターン帳。
古い物だ。
「ひゃぁ〜、すごい！　きれい！」私のリアクションに、うんうんと満足げな様子のふたり。
「これは７０年前のもの。今でも作ろうと思えば作ることができる。上等の一番細い糸をたっぷり使わないといけないけど、こんなのが作れる工場はうちしかない。オートクチュールのデザイナーから注文をもらったこともあるんだよ」と社長。
「さて、あなたはどれにするの？」とマネージャー。
困った。
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   <title>2、レースの使いみち</title>
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   <published>2009-09-10T08:36:47Z</published>
   <updated>2010-02-05T07:32:40Z</updated>
   
   <summary> 『チャルカといっしょに東欧の手づくり』という本を作った。 そのときに、本の載せ...</summary>
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      <name>店主 くぼ</name>
      
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      <![CDATA[<img alt="2-R0014164.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/k/2-R0014164.jpg" width="300" height="225" />
『チャルカといっしょに東欧の手づくり』という本を作った。
そのときに、本の載せるサンプルを自分でもちくちく。
チェコのレースを手に考えた。
どんなふうに使えば、かわいく見えるだろうか？　
しかも、ぶきっちょさんでも大丈夫な、簡単なものがいい。
技術じゃなくてアイデア勝負の、レースの出番はいつ？　
何にしようか？
こうして作ったのがレースをつなぎあわせたブレスレット。　
冬は、手首に巻いてセーターの袖口からちらっとレースをのぞかせたり、夏はブレスレットとしてコーディネートを楽しんだり。
自分でつけていたらこれがけっこう評判よくって、いろんな色のが欲しくなってきた。
これはもうレースを買いに、チェコへ行かねば。
ということで、レース会社へ工場見学に。
お迎えの車の座席のカバーはレースだし、受付のテーブルにはレースで作った花が飾られていた。
なんともレーシーな世界だけど、これがなぜか心地よい。
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   <title>１、レースの魅力に気づく</title>
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   <published>2009-08-06T03:34:23Z</published>
   <updated>2010-02-05T07:32:41Z</updated>
   
   <summary> 最初のころ、レースはピラピラした印象であんまり好きじゃなかった。 チャルカの近...</summary>
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      <name>店主 くぼ</name>
      
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.charkha.net/episode/k/">
      <![CDATA[<img alt="1-R0014163.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/k/1-R0014163.jpg" width="300" height="225" />
最初のころ、レースはピラピラした印象であんまり好きじゃなかった。
チャルカの近く、大阪の繊維問屋街に行けば、白やベージュの、なんとなく下着を彷彿させるようなのが売られていて、そのせいかも。
チロリアンテープの方がかわいいし、使いやすいとも思っていた。
ところが最近はレースも好きで、積極的に探し求めている。
何が起こったかと言うと、チェコのお祭りで、民族衣装にあしらわれているのを見てハタッとなった。
友だちがパリチコバーニー（チェコ語でボビンレースのこと）を習いはじめたのもあって、教室について行って見学したり、先生の凝った作品に感動して、レース編みの魅力に目覚めたのが一昨年のこと。
それは東欧に通い出して７年目のことで、なんとも遅いできごとだった。
最初に気になったのはカラフルな色のレース。
コットンで、時には２色、３色使いで、程よい太さ。
あの苦手な感じ、ピラピラではないのがいい。
手芸問屋でちょこちょこと調達してはお店に並べて、お客さんの反応を見てみよう。]]>
      
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   <title>１、テーマは東欧のおばあちゃん</title>
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   <published>2009-06-11T02:12:35Z</published>
   <updated>2010-02-05T07:32:41Z</updated>
   
   <summary>　チャルカをはじめてからというもの、文房具好きをアピールしていた藤山と久保。「お...</summary>
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         <category term="クノフリーク誕生" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   

   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.charkha.net/episode/k/">
      　チャルカをはじめてからというもの、文房具好きをアピールしていた藤山と久保。「おっさんやな〜」と言われておっさんな性格を自覚していた二人。チェコやハンガリーで、せっせとノートや筆記具やたまにマグカップを買ってきていた。そんな間にも気になってしょうがなくって目をつけていたものがある。

　おばあちゃんが着ている花柄のワンピース。
　友だちんちに泊ったときの、ぎょっとするようなデザインのシーツ。
　手芸屋で埃をかぶっている、濁ったというかきたないというか、変な色のボタン。

　めっちゃかわいい！ これぞ東欧！ 

　と、あるとき、手芸物にも手を出すことに決めたのだ。イメージはどっしりと安定していて温かくて優しそうなおばあちゃん。おばあちゃんが気に入って着ていそうなワンピースの模様やボタンやチロリアン、おばあちゃんの裁縫箱に入ってそうな糸や手芸小物。そんなものを集めて『クノフリーク（チェコ語でボタンの意味）』と名付けたブランドを作った。
　チャルカのおっさん二人が選ぶ東欧のおばあちゃんもの。はたして……受け入れられるんだろうか？
      
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   <title>１２、ボタンが届いた。</title>
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   <published>2008-12-05T03:24:58Z</published>
   <updated>2010-02-05T07:32:41Z</updated>
   
   <summary> 「国際小包です」と、郵便局の配達の人がやってきた。 税金を払ったり、サインをし...</summary>
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      <name>店主 くぼ</name>
      
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         <category term="ボタン工場を訪ねて" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   

   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.charkha.net/episode/k/">
      <![CDATA[<img alt="12-button-cyaku.JPG" src="http://www.charkha.net/episode/k/12-button-cyaku.JPG" width="300" height="225" />
「国際小包です」と、郵便局の配達の人がやってきた。
税金を払ったり、サインをしたりしている後ろで、もう箱は開けられている。
スタッフ一同、早く来ないかなと心待ちにしていたのだ。
レッツ・オープン。
第一声は「きゃあ〜かわいい」「これ欲しい」「売れそう」と、なかなか感じのよい反応。
落ち着いて机の上に並べてよく見ると、うん？　
注文の色と違うのがあったり、こんなの頼んだっけみたいなのが入っていたり。
でもでも、いい顔してるよ、ここのボタンは。
子供のころにお母さんが縫ってくれたワンピースについてたようなボタン形、色。
なつかしさと新鮮さが同居している。
何に使おうかと想像していたら、バナナをぱくつくおばちゃんの顔が浮かび、思い出し笑いをしながら、皮が入っていないことに安心。
次はどんなボタンを注文しようかな。
ボタンの話はこれにていったんおしまい。
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   <title>１１、ボタンを詰めて日本へ</title>
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   <id>tag:www.charkha.net,2008:/episode/k//13.852</id>
   
   <published>2008-11-27T03:50:01Z</published>
   <updated>2010-02-05T07:32:41Z</updated>
   
   <summary> 検品が終わったら重さを量って箱詰め。 電子計量器に、まずボタン１個の重さを記憶...</summary>
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      <name>店主 くぼ</name>
      
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.charkha.net/episode/k/">
      <![CDATA[<img alt="11_hakozume.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/k/11_hakozume.jpg" width="300" height="225" />
検品が終わったら重さを量って箱詰め。
電子計量器に、まずボタン１個の重さを記憶させ、x５００個、x１０００個をインプットする。
するとボタン５００個の重さが表示される。
よかった〜５００個数えるわけではないのね。
絶対間違えられそうだもの。
ここで発注書類を取り出し、ちゃんとリストと照らし合わせ、それも２度３度と確認してえんぴつでチェックをいれる。
「完璧でしょ？ まかせといて」。
担当のおばちゃんの胸をたたくジェスチャーを信じることにした。
おばちゃん、私が通り過ぎたと思いきや、かばんをごそごそしてしだす。
どうやら小腹が空いたらしく、手にはバナナ。
パクつく姿が愛らしく、写真を撮りに戻るとあわてて大口で食べてしまった。
ボタンの横にバナナの皮がペロ〜ンと残る。
「大丈夫だからね、ばいば〜い」。
手を振って別れたのだが、ボタンと一緒にバナナが皮がチャルカに届きそうな気がしてきた。]]>
      
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   <title>１０、検品作業</title>
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   <id>tag:www.charkha.net,2008:/episode/k//13.822</id>
   
   <published>2008-10-17T02:52:47Z</published>
   <updated>2010-02-05T07:32:41Z</updated>
   
   <summary> 生産工程はさっきの所でおしまい。 ここは検品と出荷の部屋。 最後は人間の出番な...</summary>
   <author>
      <name>店主 くぼ</name>
      
   </author>
         <category term="ボタン工場を訪ねて" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   

   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.charkha.net/episode/k/">
      <![CDATA[<img alt="10_kenpin.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/k/10_kenpin.jpg" width="300" height="225" />
生産工程はさっきの所でおしまい。
ここは検品と出荷の部屋。
最後は人間の出番なんだね〜。
社長は、１つずつボタンをきびしくチェックしていると言うけど、そのきびしい基準というのがあやしい。
穴があいてるとか、ボタンが丸く削れてるとか、最後は使えたらOKというのが境目で、私から見ればゆるゆるののびのびだ。
今まで見に行ったリボンや生地の工場でも思ったけど、日本ほど細かい検品基準というのは、チェコの日用品（ハンガリーも）、消耗品ではありえないのかも。
使えれば問題ないでしょう、きっとそんなふうに思いながら作り検品していると思う。
ボタンを１つずつチェックしているおばさんを見た時は頼もしく感じたが、それも一瞬だった。
隣の人に話しかけられると顔を上げて返事をして、その時も手は動いていて、見ちゃいないのに向こう側の検品済みの山へボタンを押しやっていた。
この点を突っ込むと、手で触るだけでわかるらしい。
ハイハイ。
ベテランさんだもんね。
クノフリークのボタンをチェックするときは、だれも彼女に話しかけないでね。
頼むから！]]>
      
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   <title>９、洗って磨いて</title>
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   <id>tag:www.charkha.net,2008:/episode/k//13.761</id>
   
   <published>2008-09-04T02:46:24Z</published>
   <updated>2010-02-05T07:32:41Z</updated>
   
   <summary> ボタン作りはまだまだ終わりじゃない。 お次は仕上げの部屋。 コンクリートを混ぜ...</summary>
   <author>
      <name>店主 くぼ</name>
      
   </author>
         <category term="ボタン工場を訪ねて" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   

   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.charkha.net/episode/k/">
      <![CDATA[<img alt="9_migaki.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/k/9_migaki.jpg" width="300"  height="225" />
ボタン作りはまだまだ終わりじゃない。
お次は仕上げの部屋。
コンクリートを混ぜるあの機械はなんていうの？
それによく似たのが一列に並ぶ部屋へ。
洗濯の匂いがする。
穴を覗くと泡がぶくぶく。
そう、まさにボタンを洗っているんです。
小さな削りクズや機械油を洗い落とし、乾燥させるところまでを流れ作業でやるらしい。
あんまり早くドラムを回すとボタンに傷がつくので、あくまでもゆっくり、ゆっくりと。
ここまで見学して思ったこと。
プラスティック素材のボタン作りは、写真的にはまったく絵にならない。
当たり前だけど、とてもケミカルで工業製品って感じがする。
なのになんで、この工場で作るボタンは、通り一遍な巷の手芸用品売場のボタンと一線を画しているのか？
これ、工場見学のあとの私の最大の疑問。
泡を見つめながらしばし考え込む。
社長がこっちへおいでと手招き。
みんなに私を紹介してくれるらしい。
]]>
      
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   <title>８、ボタンホールをあける</title>
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   <published>2008-08-07T03:57:51Z</published>
   <updated>2010-02-05T07:32:41Z</updated>
   
   <summary> 隣の部屋にはマイペースな雰囲気のおばさん。 ポチッ、ポチッと手でひとつずつ、機...</summary>
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      <![CDATA[<img alt="6_sekininsya.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/k/8_anaake.jpg" width="300" height="225" />
隣の部屋にはマイペースな雰囲気のおばさん。
ポチッ、ポチッと手でひとつずつ、機械のへこんだ部分にボタンを並べている。
機械が回り、研磨針の下にきたときに、ギリギリって穴があいてボタンホールの完成。
おばさんは始終ニコニコ顔。
コンピュータ制御の機械で削りそこねた穴を直したり、ベルトのバックルとかサンプルのボタンとか、そんなイレギュラーものを一手に引き受けて、ちゃんとした製品に仕上げているのがこのおばさん。
横の棚には直径１０cmぐらいのどぎついマーブル柄楕円形のプラスティック棒や、三日月形の棒が山積み。
ぜ〜んぶ、バックルになりそこねたものたちで、もう流行らない色だったりデザインだったり。
そうかなぁ？
おもしろいと思うんだけどな、チャルカはいらないけど。
おばさんの手元から目を上げた時、後の壁の写真に焦点があってニヤリ。
水着の美女の写真、数点。
事務所とか、ホテルの受付（うらびれた田舎のホテルに限る）など、色気とはおよそ関係なさそうなところにヌード写真が飾ってるのをよく見るもので、おもしろがって写真を集めている。
「おばちゃん〜ん、こっち向いて。ハイ、チーズ！」
でも、カメラのピントは後の水着写真。]]>
      
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   <title>７、どこまで色にこだわるの？</title>
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   <published>2008-07-10T03:45:14Z</published>
   <updated>2010-02-05T07:32:41Z</updated>
   
   <summary> 数分前に、社長があまりに簡単にオレンジ色を作るという手品を見せてくれたので、色...</summary>
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      <name>店主 くぼ</name>
      
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      <![CDATA[<img alt="7-iromihonn.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/k/2008/06/22/7-iromihonn.jpg" width="300" height="201" />
数分前に、社長があまりに簡単にオレンジ色を作るという手品を見せてくれたので、色を出すのは簡単なんだと思っていた。
ところがそうではないらしい。
壁に並んだたくさんの見本のボタンを指差しながら、吊りズボン氏の熱心な説明がはじまった。
うんざり顔の社長は通訳を放棄して、入り口から中へ入ってこない。
仕方ないので、神妙な顔で話を聞く私。
ふむ、ふむ、うん、うん。
たぶん、注文の色を出すのが無理だと言っている気がする。
私が工場に持ち込むボタンには古いものがあって、その色はもう今では出せないとか、材料に混ざっているものが違うから出来ない、とか。
「要は、色を再現するのが難しいってことよね？」と英語で社長に確認すると、そうだ、と。
「な〜んだ。そんなの想像範囲内。大体の似た仕上がりでいいから」と伝えると、吊りズボン氏は呆れ顔→怒った顔→さみしそうな顔の順番で百面相をしてから笑顔になった。
洋服にあわせて色指定のあるボタンを作ることが多いらしく、色には気を配っているという話を聞いて私も納得。
うちのボタンは雰囲気優先で出来る範囲で、と改めてお願いするとおじさん了解の模様。
でも本当は、出来ないなんて言いながらも、難しい宿題も職人魂でなんとかしてあげよう、と考えてくれていたり？
うん、そうかも。]]>
      
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   <title>６、責任者は私ですから</title>
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   <id>tag:www.charkha.net,2008:/episode/k//13.694</id>
   
   <published>2008-06-22T03:41:32Z</published>
   <updated>2010-02-05T07:32:41Z</updated>
   
   <summary> 左のおじさんが現場の責任者。 ちなみに右が社長。 私を連れて工場を案内中の社長...</summary>
   <author>
      <name>店主 くぼ</name>
      
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      <![CDATA[<img alt="6_sekininsya.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/k/2008/06/22/6_sekininsya.jpg" width="300" height="225" />
左のおじさんが現場の責任者。
ちなみに右が社長。
私を連れて工場を案内中の社長を、チャンスとばかりつかまえて話し込む。
私は、おじさんの吊りズボン姿が様になっていていいな、なんて呑気に観察しながらおとなしく話が終わるのを待ってたのだけど、一向に終わりそうにない。
そのうち熱気を帯びてきた雰囲気を察し、なんの話をしているのか気になりだした。
「赤、黒」とか「古い」とか……もしかして、うちのオーダーかいな？　
「日本？」って、これは間違いない。
そろっと割り込んで「おっちゃん、私の注文の話？」と聞くと、体半分、後にのけぞらせてひっくり返らんばかりに驚くおじさん。
社長の横の私が見えてなかったようだ（そんなに小さくなはないんだけどな）。
社長の英語通訳話をまとめると、クノフリークのオーダーは、削るのも難しいけど、色を出すのが輪をかけて難しいらしい。
私を見たおっちゃん、これはまたとないビックチャンスと、隣の部屋へ私をひっぱてゆく。
見せたいものがあるらしい。
仕方なく、社長もついてきた。
空気としてはなんとなく、説教モードな気がする。]]>
      
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