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   <title>買いつけエピソード（CHARKHApapir篇）</title>
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   <title>８回目、信頼関係</title>
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   <published>2010-02-10T07:20:20Z</published>
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   <summary>気に入っていたデザインや素材が消えて行くことを嘆きつつも、可能な限りは、チェコや...</summary>
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      気に入っていたデザインや素材が消えて行くことを嘆きつつも、可能な限りは、チェコやハンガリーの文房具やなんかを紹介し続けようと思っている。
このところよく通っている工房がある。
『職人ヤナタ氏の手製本』シリーズを作ってもらっている。
ヤナタ氏は紙フェチ街道まっしぐら人生を突っ走っている、偉大なる変人だ。
会って話をすると、さぁ大変。
取り出した１枚の紙、１点のサンプルの話で数時間、半日が過ぎてゆく。
注文に辿り着くまでの長い道のりを、おやつを食べながら、苦笑いしながら、時には一緒に夢中になりながら進めるのだが……。
時間切れで途中で終了となることもあるから、メドってもんがたちにくい。
紙の倉庫を探検し、忘れ去られていた紙を発見し、さて具体的に何にしようかというところで、もう帰らなくっちゃ、納品に行いかなくっちゃとなるのだ。
私はここに来るようになって、忍耐強くなったと思われる。
アセる私の横で、いたってのんびりムードの彼を見ていると、イライラするほうが損な気がする。
東欧でのものづくりは、人間関係づくりだったりもする。
      
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   <title>７回目　そもそも、なんで東欧の文房具？</title>
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   <published>2010-01-08T07:36:07Z</published>
   <updated>2010-01-08T02:14:47Z</updated>
   
   <summary>どうして東欧の文房具にこだわるのか？ 手触りやアジと呼んでいる紙は、他の国にもあ...</summary>
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      どうして東欧の文房具にこだわるのか？
手触りやアジと呼んでいる紙は、他の国にもある。
例えばアジア。
日本にある手透きの紙なんかも、実は好きだ。
でも、もっとも気に入っているのは、となるとどうしても東欧の文房具になる。
ヨーロッパ、アメリカ、日本の、質が良くてその割には低価格で、とても優等生な商品たち。
均一的で安定していて、不確定な要素なんてない。
そんな商品に面白みを感じないし、そもそも消耗品である文房具にそんなものを求めることが、チャルカは変わっている。
手透きの紙みたいにアジがあり過ぎても困る。
個性的ができあがっていて、そこに入り込む余地があんまりないから。
ほどよくアジがあり、ほどよく個性があり、ほどよく安心感があるのが東欧の文房具なのではなかろうか。
もっとも、それも年々減りつつある。
品質と安定を手に入れる変わりに、アジがなくなってきている。
工業製品としては、これは悪いことではない。
むしろ進歩なんだろう。
けれど、チャルカとしては残念で仕方がないと思っている。
      
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   <title>６回目、別の方法を探す</title>
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   <published>2009-12-03T06:00:00Z</published>
   <updated>2009-12-03T06:45:34Z</updated>
   
   <summary>メーカーの多すぎるロット。 商品が一定でない問屋。 ライバル出現。 郵便局から送...</summary>
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      メーカーの多すぎるロット。
商品が一定でない問屋。
ライバル出現。
郵便局から送っているだけでは間に合わない。
飛行機代を捻出して、買いつけでしっかり仕事をする。
宿題がいっぱい。
でも、なにか方法はあるはずで、手探りを続ける。
そしたらチェコで荷物をまとめて送ってくれる船会社が見つかり、小さなロットで商品を作ってくれる作り手も見つかり、おまけに現物を見て選べるほどよい問屋も見つかった。
「本格的におやりないさい」「チェコのものを、古い物だけじゃなくて今でも作っている雑貨を日本で紹介してちょうだい」「私たち（誰かわからないけど）応援してるから〜」と、そんなメッセージのように思え、本気モードにシフトを切り替えて、まずはええ感じで応援体制を取ってくれているチェコを掘り下げることにした。
お店に行けばぱっと目につくような、大手の探しやすい商品ではなく、どこの誰が作っているのかわからないけど魅力的な商品を探して、地方へ足をのばすことに。
チャルカらしいものを求めて、行ったことのない町へ。
まずは商品ありきで、連絡先がわからなければ小さなヒントを手がかりに、さらなる探偵活動がはじまった。
      
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   <title>５回目、東欧ブーム到来！？</title>
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   <published>2009-11-12T03:34:52Z</published>
   <updated>2009-12-03T04:31:51Z</updated>
   
   <summary>実は、買いつけという言葉が苦手で、「ちょっとお買い物に行ってきます」ぐらいの気持...</summary>
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      実は、買いつけという言葉が苦手で、「ちょっとお買い物に行ってきます」ぐらいの気持ちでハンガリーに出かけ、「あらあら、かわいいものがあるじゃない」と手に入れて、持って帰る。
そんなやり方が本当は好き。
だから最初の頃は、飛行機代も宿代も自腹で、いろんなものが見れるから納得～と思ていた。
ところが、問屋に行ったり、調査をしたりが多くなるにつれ、あたりまえだけど仕事の面が増えてきて、あんまりフラフラしてはいられなくなってきた。
さらに、2005年の秋に『チャルカの東欧雑貨買いつけ旅日記』を書いたあと、向こうに行けばこの本を手にした日本人に会うようになり、東欧雑貨に興味を持つ雑貨屋が増えてライバル出現となる。
蚤の市に行ったら「チャルカさんですか？」と声を掛けられることも。
古い雑貨には限りがある。
う～ん、次なるステップを考えなければ。
やりたいことで&amp;できることで&amp;仕事になる方法。
考えた。
      
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   <title>４回目、生産元へ。工場のロット、問屋の仕組み</title>
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   <published>2009-10-15T07:32:24Z</published>
   <updated>2009-10-15T06:56:34Z</updated>
   
   <summary>例えばノートの会社。 チェコだとブルノの辺りに紙関係の工場が多い。 「Brno ...</summary>
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      例えばノートの会社。
チェコだとブルノの辺りに紙関係の工場が多い。
「Brno Papir」というノートの会社がある。
エコペーパーを使ったノートでなかなかいいのがあるし、素朴な感じのデザインがちょいちょい残っていて、前々から気になるメーカーだった。
行ってみよう。
メールを送っても返事がないので、住所を調べて、いきなり突撃してみた。
工場を想像していたら、ところがどっこい。
小さなオフィルビルのドアの１つに、「Brno Papir」と書いてあるのみ。
ここ？　ほんまに？　
確かにここがオフィスなんだけど、作っているのは別の場所。
比較的大きな街に事務所のみを置く会社が結構ある。
窓口があり、作っているのは更に田舎だったり、時にはスロヴァキアだったり。
そしてこんな仕組みの会社はヨーロッパ全体を市場として生産していたりするから、ロット（最低の注文量）が多く、チャルカは手も足も出ない。
ちなみに「Brno papir」のノートの最低ロットは20,000冊。
「Brno Papir」みたいなノートの会社をいくつかまわって、気がついた。
紙ものはロットが多いのだ。
紙を仕入れたいなら会社じゃなくて、問屋に行った方が現実的だとわかった。
      
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   <title>３回目、探偵になるぞ、市場調査</title>
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   <published>2009-08-20T05:58:24Z</published>
   <updated>2009-09-23T07:37:52Z</updated>
   
   <summary>何が好きか、何が欲しいか、日本になくてチェコらしいのは何か。 流行のもの、売れそ...</summary>
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      何が好きか、何が欲しいか、日本になくてチェコらしいのは何か。
流行のもの、売れそうなもの、運びやすいものより、自分の感覚を大事にした。
「探すぞー！！」
お店に入ったら隅々までチェック。
いいものは見えにくいところに隠れている、というのが私の意見。
見やすいところに並べられているもの（=チェコ人的には売れ筋のお勧め品）が、必ずしもチャルカが欲しい物とは限らない。
むしろ、勢いのある今っぽいものをどしどし生産しているメーカーのものより、少し前の方法でこつこつ作り続けている雑貨のほうが、たまたま心惹かれることが多い。
そんな物たちはポツポツしか売れないので隅っこに追いやられていたり、下敷きになっていたりする。
そこを探し出して掘り出し、一度日本に持ち帰ってスタッフに意見を聞き、「やっぱり、こっちがいいでしょ」と確認したら、ここからが探偵の腕の見せ所。
どこで作っているかを見つけ出し、連絡を取り、そこに押し掛けるのだ。
どんなところで作っているかを見てみたい。
作っている人に会って、話をしてみたい。
私はチェコ語やハンガリー語が話せないので、会って、片言の英語と気合いでなんとかしようという魂胆なんだけど。
地図で行き方を調べ、メールのないとことが多いのでファックスで行きますの予告をし、次の旅で押しかけるのだ。
日本のかわいいお菓子のお土産は忘れずに。
      
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   <title>２回目　ギフトショーに行ったけど欲しいものがない</title>
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   <published>2009-07-23T08:27:19Z</published>
   <updated>2009-09-23T07:37:52Z</updated>
   
   <summary>チェコもハンガリーも、日本からの直行便はない。 パリやアムステルダムやフランクフ...</summary>
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      チェコもハンガリーも、日本からの直行便はない。
パリやアムステルダムやフランクフルトで乗り継いでプラハやブダペストに行くことになる。
どうせどこかの国を経由するならそこの蚤の市も行こうとなり、フランス、ベルギー、ドイツ、オランダ、イギリス、オーストリアなど、ヨーロッパのいろんな国の蚤の市をまわるようになった。
でもそれだけでは商品が足りない。
このへんでしっかりメーカーから仕入れることを考えようとなり、いわゆるギフトショーに行ってみることに。
雑貨業界では有名なフランクフルトのギフトショー。
会場が広すぎて疲れた。
日本人のバイヤーさんがいっぱいいるし、欲しい物もないしで、１回でやめてしまった。
このとき、チャルカの好きな雑貨を作っている人たちはメジャーではなく、ギフトショーに出展できるほどの品揃えも、経済力も、体制もないんだとわかる。
ということで、足で雑貨を探す道を選ぶことに。
このやり方は時間がかかるし、しんどいし、ちゃんとやってもらえるか不安もあったけど、歩くのは苦にならないし、人に会うのも好きだし、地道に行こうと決めた。
とにかく、工場へ行って、作ってる人に会って、話をして、それから仕事。
そんなふうに動きはじめた。
      
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   <title>１回目　好きな物の宝庫『東欧』との出会い</title>
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   <published>2009-05-21T02:29:40Z</published>
   <updated>2009-09-23T07:37:52Z</updated>
   
   <summary>チェコに初めて行ったのは1999年の冬。 ろくに下調べもせず、ガイドブックもなく...</summary>
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   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.charkha.net/episode/c/">
      チェコに初めて行ったのは1999年の冬。
ろくに下調べもせず、ガイドブックもなく。
朝起きて、今日はチェコへ行ってくるわ〜、みたいな身軽な旅。
それがわざわいしたのか、行ってみると暗い雰囲気に飲み込まれるような感じで、肌が合わないと思った。
どこか別の国へ行こうとなり、プラハの旅行社に駆け込んだ。
隣国のスロヴァキアはビザが必要なのであきらめ、
飛行機でハンガリーへ行くことにした。
藤山と２人、高い飛行機代を払ってブダペストへ。
ツーリストインフォメーションは季節外れのせいか暇そうで、私たちのたくさんの質問にじっくりと答えてくれた。
なにせガイドブックがないし、予備知識もないから？？？がいっぱい。
文房具屋はここ、生地やはここと地図に丸をつけてもらい、かたっぱしから回ってノートや紙もの、布を買いまくって、「ハンガリーはええ国や〜！」となった。
そう、あの頃は、スーパーでもその辺の店でもどこでも、たいてい何かしら「おっ、いいやん」と思えるものがあったのだ。
版ずれした紙の悪いノート。
くすっと笑える不細工なうさぎ柄の生地。
そうそう、あの頃はね……。
      
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   <title>１２、オリジナルロゴを箔押しで</title>
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   <published>2008-12-18T07:54:34Z</published>
   <updated>2009-09-23T07:37:52Z</updated>
   
   <summary> イタリアの製本用のクロスを貼った書類ばさみを頼むことにした。 丸いミシン目でち...</summary>
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      <![CDATA[<img alt="12-logo.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/c/12-logo.jpg" width="459" height="183" />

イタリアの製本用のクロスを貼った書類ばさみを頼むことにした。
丸いミシン目でちぎれる中綴じノートも作ってもらうことにした。
100年前の箔押し機に現役で働いてもらいたい。
そこで、チェコのヤナタ氏の工房で製作しているというチャルカ専用のロゴを作ってもらい、全ての商品に入れてもらうことにした。
紙への愛情に比べたら、意外にもロゴには無頓着だったヤナタ氏。
「僕の名前を箔押しするなんて恥ずかしい」
「でも、ロゴが入った方がデザイン的にも引き締まって見えていいし、手にするのは日本人だからチェコ語は読めないから恥ずかしくないです」
「読めないのになんで入れるんだ？」
「……雰囲気がよくなるので、入れましょうってば」
そんな会話を繰り返して決まったのが写真のロゴ。
『チェコの製本職人ヤナタ氏』という意味だ。
リング綴じのノートにも、書類ばさみにもどんどん押してもらおう。
ヤナタ氏の作る紙製品が日本でも支持され、広がってゆきますように。
製本工房を訪ねての話はこれにておしまい。]]>
      
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   <title>１１、この際、あれもこれも</title>
   <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.charkha.net/episode/c/2008/11/post_9.html" />
   <id>tag:www.charkha.net,2008:/episode/c//14.848</id>
   
   <published>2008-11-13T03:24:40Z</published>
   <updated>2009-09-23T07:37:52Z</updated>
   
   <summary> 日本では断られた手張り書類ばさみを作ってくれるし、絶滅したと思っていたクモノ巣...</summary>
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      <name>店主 くぼ</name>
      
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         <category term="チェコの製本工房を訪ねて" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
  
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.charkha.net/episode/c/">
      <![CDATA[<img alt="11-mishinme.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/c/11-mishinme.jpg" width="300" height="225" />
日本では断られた手張り書類ばさみを作ってくれるし、絶滅したと思っていたクモノ巣グラシン紙もある。
ラフなリサイクル紙は大抵ロール状になっていて、商品作りには向かないと言われている紙。
そのロール紙を平版に断裁してノートを作るなんて、手間なこともここはやってくれる。
革張りノート３０冊なんて少ない注文も受けてくれる。
好きな紙の微妙なテイストもわかってくれるし、ここはチャルカにとってはまさに、夢のような工房だ。
頭をフル回転させて、過去にさかのぼり、作りたいけど日本で無理って言われた記憶の数々を掘り出した。
そうだ！あれ、アレ！
ミシン目、それも丸いの。
昔の伝票やチケット、カレンダーや切手をちぎった時に見掛ける、点線じゃなくてギザギザとなるやつ。
線でも丸でも、ちぎれればいっしょでしょ？
でも、断然、丸がかわいい。
「ヤナタさん、ミシン目ノート作れますか？」
ちょっと待てと、倉庫からほこりをかぶったノートを持ってくるヤナタ氏。
「これかな？そうそう、お茶を煎れなおそうか？何がいい？」
好物の骨を目の前にご主人様が「よし！」と言ってくれるのを待つ腹ぺこわんこのように、私の目はそのノートに吸い寄せされてはなれない。
お茶はいいから、早く開けて中を見せてよぉ。]]>
      
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   <title>１０，１００年前の箔押し機</title>
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   <id>tag:www.charkha.net,2008:/episode/c//14.814</id>
   
   <published>2008-10-01T02:21:58Z</published>
   <updated>2009-09-23T07:37:52Z</updated>
   
   <summary> オリジナルを作ってもらうならこだわりたいことがある。 ロゴを箔押しで入れること...</summary>
   <author>
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         <category term="チェコの製本工房を訪ねて" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
  
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      <![CDATA[<img alt="10-haku.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/c/10-haku.jpg" width="227" height="300" />
オリジナルを作ってもらうならこだわりたいことがある。
ロゴを箔押しで入れること。
それも力強く、ガツンと深く濃い箔がいい。
ヤナタ氏の作るノートは書きやすいようにと、厚めのボール紙が裏表紙になっているし、書類ばさみも土台の紙はしっかりしている。
そこに箔押しで文字を入れたらかっこいいだろな、と、初めて見たときから思っていた。
「箔押しもちろんOK」とヤナタ氏。
最近はやってなかったけど、機械はあるから見せてあげよう、と隣の部屋へ。
お〜ステキ！
１００年はたつ古いものらしい。
「今時こんな機械を使ってるところはまずないだろね。常に手入れをしているからいつでも使えるよ。押して欲しい文字を送ってくれたら版を作って、版代は１文字でいくらだったかな？安いものさ。確かに印刷するよりいいよね、箔押しは」。
饒舌に箔の魅力が語られるのだが、私は後のヌードの絵が気にるんですけど……。]]>
      
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   <title>９、宿題をちょうだい</title>
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   <published>2008-09-11T05:14:53Z</published>
   <updated>2009-09-23T07:37:52Z</updated>
   
   <summary> 作業部屋の棚にはイタリアの製本用の布と紙が並ぶ。 明るい色はなくて、かたよった...</summary>
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         <category term="チェコの製本工房を訪ねて" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
  
   <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.charkha.net/episode/c/">
      <![CDATA[<img alt="9-hyoushigami.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/c/2008/06/22/9-hyoushigami.jpg" width="300" height="225" />
作業部屋の棚にはイタリアの製本用の布と紙が並ぶ。
明るい色はなくて、かたよったグレーから青緑系のバリエーション。
「これは上等もんだから、とっておきのときに使うのさ」とヤナタ氏。
「とっておきってどこの注文？」
「きみんとこだよ」
えっ、すぐには決めれない。
私は書類ばさみ好きだけど、この感覚はだいぶ紙フェチでマニアックだから、持って帰ってチャルカで相談したほうがよさそうだ。
「じゃぁ、とっておきの注文をするための、まさにとっておきの色見本を作ってあげよう」
A5サイズの自分とこの書類ばさみにカッターで切り目を入れて名刺を挟み、イタリアの紙を正確に同じ大きさに切って貼ってくれた。
実に楽しそうなヤナタ氏。
こういう作業が心底好きなんだ。
見本棚からやけにぶ厚いファイルを取り出し、開けてみるとアコーディオンみたいで12ポケットあって、ここに請求書を整理したらいいね、とか、布張りのアルバムを広げて、これをイタリアの布で作ると見違えるね、とグイグイとその場を仕切られる。
何か新しいものを作りたくてしょうがないんだね〜。
宿題を投げかけるのを待ってるんだね〜。
よしっ！]]>
      
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   <title>８、手貼りでしか作れないもの</title>
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   <published>2008-07-03T05:12:21Z</published>
   <updated>2009-09-23T07:37:52Z</updated>
   
   <summary> 「パッタン、バッタン」と気になる音が。 糊付けをしていたおばちゃんの手があくの...</summary>
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      <name>店主 くぼ</name>
      
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「パッタン、バッタン」と気になる音が。
糊付けをしていたおばちゃんの手があくのを待って、２人ペアで作りはじめたのは大きな書類ばさみ。
ドイツの画材専門店からの注文で、設計図や絵をはさむものなんだとか。
こんな大きなサイズのが作れるのはうちだけで、ドイツにはないんだ、と自慢げなヤナタ氏。
ガイドラインとなる定規を基準に中心の位置を決め、それにあわせて厚紙を２枚左右に置き、真ん中に糊付けした製本テープを貼る。
両面を貼ったら隣のテーブルにパス。
おじさんが糊付けした部分を木槌で優しくたたいてなじませる。
書類ばさみの四隅の角をカバーする小さな布、二つ折りにした時に結ぶひもも、黒い布に筆で糊をつけ、木槌でたたいてつけてゆく。
ひとつずつ。
パッタン、バッタン、トントン、トトン。
はい、一丁上がり！
なんせ紙のサイズが大きいので、上体を折ってひっくり返し、手を大きく延ばして向こう側を貼ったりと、みんなの動きが体操をしているいかのように、きれいに流れてつながっている。
私の習っているヨガでもあるある、その手を伸ばすポーズ。
って変なところで親近感。]]>
      
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   <title>７、紙と犬の共通点</title>
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   <published>2008-06-19T02:30:37Z</published>
   <updated>2009-09-23T07:37:52Z</updated>
   
   <summary> 工房内をぐるっと見せてもらうことになった。 糊付けするおばちゃん２人、紙の断裁...</summary>
   <author>
      <name>店主 くぼ</name>
      
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      <![CDATA[<img alt="7-2dome-fuyu.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/c/7-2dome-fuyu.jpg" width="300" height="225" />
工房内をぐるっと見せてもらうことになった。
糊付けするおばちゃん２人、紙の断裁と綴じをするおにいちゃんも２人。
ヤナタさんを入れて５人でやりくりしているらしい。
工房内で一番広い部屋は紙を保存してある倉庫。
保存というか置いてるだけで、ホコリの積もり方も半端じゃない。
ホコリを払い、保存のクラフト紙を破ると、中からすんごい宝ものが顔を出す。
イタリアの製本用の紙。
フランスの絵本の見返し。
ロシアの劇場のパンフレット用の特殊な紙。
スペインの豚革。
どれここれも古いもの。
是非にとお願いすればこれらを素材に、アルバムやノートを作ってくれる。
ちなみに、ここの工房には動物がいて、捨て犬、捨て猫を拾ってきて飼うともなく育てている。
養鶏場からストレスで毛が抜けてしまい、卵も生まなくなったニワトリをもらってきたのが、今はふさふさの元気なニワトリ。
毎朝卵を産む。
ヤナタ氏は世間から、もうダメと言われたものを大事にし、復活（元気に）させ、世間に返すのが得意なようだ。]]>
      
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   <title>６、道具の整理整頓</title>
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   <published>2008-06-06T02:25:57Z</published>
   <updated>2009-09-23T07:37:52Z</updated>
   
   <summary> グラシン紙の興奮から一息ついたあと、紙の横にポンと置いてあったカッターを見て、...</summary>
   <author>
      <name>店主 くぼ</name>
      
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         <category term="チェコの製本工房を訪ねて" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
   
  
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      <![CDATA[<img alt="6-dougu.jpg" src="http://www.charkha.net/episode/c/6-dougu.jpg" width="300" height="201" align="right" />
グラシン紙の興奮から一息ついたあと、紙の横にポンと置いてあったカッターを見て、ヤナタ氏がおばさんに何やら注意をしている。
カッターを手に、「あっち、あっち」って感じの会話。
あっちへ行ってみると壁にハサミなどの道具の絵が書いてあり、使ったらここにもどしましょうってことらしい。
ナイスアイディア！
でも〜、ハサミのところにカッターを戻して満足げな彼を見て、心のなかで「揃ってないやん！」とつっこんだ。
それより、紙の上にマグカップを置くのはやめようよ。
チャルカのオーダーを作るときは、絶対やらないでねと、目を見て訴える。
目の端でおばちゃんが動いたのが見えた。
あ〜ダメ〜。
チョコレートをつまんだその手で紙を触んないで〜。
完璧に品質管理をする日本ではありえないこと。
ふぅ。
でもね、だからこそ、しゃべりそうな人格を持ったノートが出来上がってくるのかもしれない。
ハラハラ、ドキドキしながらも、この工房に魅せられてしまった。
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