
「パッタン、バッタン」と気になる音が。
糊付けをしていたおばちゃんの手があくのを待って、2人ペアで作りはじめたのは大きな書類ばさみ。
ドイツの画材専門店からの注文で、設計図や絵をはさむものなんだとか。
こんな大きなサイズのが作れるのはうちだけで、ドイツにはないんだ、と自慢げなヤナタ氏。
ガイドラインとなる定規を基準に中心の位置を決め、それにあわせて厚紙を2枚左右に置き、真ん中に糊付けした製本テープを貼る。
両面を貼ったら隣のテーブルにパス。
おじさんが糊付けした部分を木槌で優しくたたいてなじませる。
書類ばさみの四隅の角をカバーする小さな布、二つ折りにした時に結ぶひもも、黒い布に筆で糊をつけ、木槌でたたいてつけてゆく。
ひとつずつ。
パッタン、バッタン、トントン、トトン。
はい、一丁上がり!
なんせ紙のサイズが大きいので、上体を折ってひっくり返し、手を大きく延ばして向こう側を貼ったりと、みんなの動きが体操をしているいかのように、きれいに流れてつながっている。
私の習っているヨガでもあるある、その手を伸ばすポーズ。
って変なところで親近感。

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