ANTIK

100年前の陶製の壷、ジャグ

2018.8.27. 月曜日

こんな感じのぽってりとした陶器が大好きです。
模様があるのもいいし、貫入が入って育ったのもたまりません。
チェコで出会うことが多いのですが、いつの時代のどこの国の物かと聞くと、返ってくる答えは
「100年ぐらい前、まだチェコスロヴァキアじゃなかった時代」と言われます。

直火ではなく、ストーブの上に置いて保温に使います。
もちろんジャグとしても。
私は、スプーンやキッチン道具をまとめて立てておいたり、花瓶として使っています。
いつかそのうち、寒い日に人が集まる機会があれば、これでスープを出してみようと思っています。

あらためて、白い食器

2018.5.2. 水曜日

本当に気に入ったものに出会ったときにポツポツと手に入れていた、白い食器。
そろそろ並べてみたくなり、こんな感じになりました。

こちらは小さなサイズ。
豆皿みたいなものや、ままごと用のお皿だったり。
小さなお皿がいくつかあると、食卓がまめまめしくなり楽しいです。

陶磁器のサイズ違いのピッチャー。
ドレシングや鍋物のお出汁、花瓶としてもいいですよ。
陶磁器は引き締まった強い白、陶器はぽってりと柔らかい白。
どちらがお好きですか?

2018.3.22. 木曜日

薬ビン。
チェコの1950年代のものです。
均一ではないガラスの質感は、硬いのにトロンとしていて、お水を入れると溶けそうです。
小さな1リンの花が似合います。

うっすらと入った青や緑が綺麗な、100年前のガラスピッチャーも出しました。
古いガラスものをたくさん並べたので、そこだけ違う空気が流れていて
眺めていると時間が止まります。

艶艶と茶色の陶器

2017.11.4. 土曜日

飴色、蜂蜜色、カラメル色。
茶色は美味しい色ですね。
艶艶とした肌の陶器を集めました。
お店の真ん中のテーブルが秋真っ盛りです。

↑こちらはドイツの1920〜30年代のもの。
爽やかでほんのり甘い香りに惹かれて、ブルームーンをいけました。
花瓶の模様と薄紫のバラ、不思議なマッチングです。

↑小さめの楽しみやすい陶器も並んでします。
トレイごと全部欲しくなりませんか(笑)
秋らしい枝ものは、今が真っ盛り。
いい季節ですね。

春のチャルカ「花が似合う青い花瓶」

2017.3.9. 木曜日

店の入り口のガラス戸の向こう、春の陽射しが誘います。
お花でも飾ったら?
東欧の濁った青、深い青の花瓶と食器を並べました。

↑ドイツの北東部、ポーランドとチェコに近いエリアでつくられた花瓶。
花瓶の丸いシルエットに紫陽花の丸を重ねていけました。
食器はハンガリーのホロハザ社など、こちらも独特の滲んだ青。
カップ&ソーサーは、ハンガリーで見つけてきたアメリカのもの。
使いやすいサイズです。

↑ガラスピッチャーはチェコとハンガリーより、1950年代前後のものです。
夏は果物やハーブの飲み物をたっぷりと入れて。
普段は花瓶として。
清潔感のある軽やかなカモミールをいけました。
色ガラスは光が当たったときの見え方が綺麗です。

↑ハンガリーのガラスコップに桜の枝。
ガラスの硬さ、コップの線、枝の真っすぐさの中でバランスをとりました。

↑ドイツの花瓶に紫陽花。
重さを感じさせる形と素材なので、お花も低めに。

お気に入りの花瓶を、花瓶として使えるものを、一つ。
お家にあったらうれしいですよ。

小さなクリスマス飾りたち

2016.12.2. 金曜日

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この秋の買いつけで見つけてきたクリスマスものをお店に出しました。
どうやら私は小さいものにトキメクようです。
ドイツのザイフェン地方のクリスマス飾りより、木製の置きものや人形たち。
可愛らしい飾りを並べる時間、ひと足先に楽しませてもらいました!

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ツリーの形をしたジオラマ用の針葉樹や、クリスマスピラミッドに飾る木のパーツを集めました。
直球クリスマスではないのですが、冬や山の雰囲気が生まれます。
10cm前後の小さなものです。

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ガラスの国チェコから、オーナメントです。
松ぼっくりの形のものは良くあるのですが、この透明のはとびきり素敵です。
雪が積もった静かな森が広がります。

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ラインストーンのツリーもあります。
作っている工房へ行って、あれとこれと選んできました。
オーナメントもラインストーンのツリーも、いっぺんに手に入れないで、気に入ったものをひとつ、ふたつ。
毎年の12月のささやかな楽しみとして、ながくお付き合うのがおすすめの集め方です。

お菓子の道具は悩ましい

2016.9.29. 木曜日

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お菓子を焼くのに使うなら新品の方が清潔で良い。
わかってはいるけど、古いお菓子の道具類が「おいで、おいで」と呼ぶんです。
オーブンの中で火を受けた金属の変色具合、気のせいか少々優雅な全体のシルエット。

キッチンに飾ったらいいじゃない。
家で食べるお菓子を焼くなら、きれいに洗って使ってもいいじゃない。
使っても、使わなくても、見てるだけでもいいじゃない。
と言い訳をして、甘い香りの名残りに惹かれて、ポツポツと揃えたお菓子の道具たちです。
チャルカお買いものサイトでご紹介しております。

東欧の古くて上等な布

2016.9.14. 水曜日

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主にルーマニアとハンガリー、クロアチアからも少し。
この10年の旅で集めた布を40枚ほどお店に並べました。
家庭にある織り機は幅が50〜60cmほどで、織り上がる生地は織り機の幅になります。
必要な長さに切って縫って、キッチンクロスになります。
または、2枚、3枚とレース編みで繋いで、大判の布にします。

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布が重なる見え方がたまらなく好きです。
目の保養。
こんな手仕事ものがお好きな方は、ぜひ見にいらしてください。
大判のものは広げていただいていいですよ。

厚手の布は、ソファやベッドのカバーとして。
壁に掛けて飾るも良し。
薄手の布はテーブルクロスやカーテン、お部屋の仕切りとして。
薄手は使いやすいです。

青い食器たち

2016.7.21. 木曜日

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先の買付けで青い食器に縁がありました。
チャルカ発信の東欧の食器は、赤や水玉のイメージがあるかもしれません。
こんな色や模様もあることを知って欲しく、見ていただきたく、今日は青い食器をまとめてお買いものサイトにご紹介しました。
以前にハンガリーのブルーラインの小皿(本日更新したのと同じもの)を買われたお客さんが、おっしゃっていました。
「日本の小皿は浅いのが多いので、少し深さがあるハンガリーの小皿は重宝してます」
そうそう! そうなんです!

さて、どの食器が人気あるかしら?

ペンギンみたいなジャグ

2016.7.14. 木曜日

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後ろ側左から、ペンギン一号、ペンギン二号と名づけました。
ハンガリー製のジャグです。
右側はグラニットと言う窯のもので、水色の吹き付け模様が独特。

手前のコロンとしたふとっちょジャグはドイツから。
1900-1920年代に作られた古いもので、使い込まれた色合い、貫入に深い味わいがあります。
お安くはありませんが、気に入れば決して高い値段ではありません。
自分ご褒美のタイミングや記念日に、こういうものを一つずつ揃えていく。
そんな大人になろうと思っています(久保)
気に入って愛でてくださる方の元に届きますように。


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