最近、さみしいのは、粗大ごみの日がなくなったこと。
昔は早起きして近所をパトロールすれば、心ときめく拾いものに出会えたのに。
拾いもんでできた店やな、というのはするどい友だちの台詞だ。
店の喫茶のお揃いのソファー椅子も、食器棚も、電光看板も、ショーケースも
たしかに、拾って来たり、もらってきたりしたもの。欲しいな〜と思ったら、
聞こえてたの?っていうタイミングで道に落ちていることが多かった。
ごみの山を横目に、「ありそうな」予感がしたら、
自転車をUターンさせてでも、物色しないと気が済まない。
一度人生を終えてしまったものたちの中に、好きだと思えるお宝は眠っていないか。
連れて帰って、いっしょに暮らしたいと思えるものはないか。
するとたまに、サーチライトのようにお宝と目が合う。
このピントが合う感じ、
このぞくっとする感じ。
蚤の市やガラクタ屋で雑貨を探すときと同じだ。(藤山)

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